プクとタイ(神保町の動物たち)
僕らは幸せな犬です。犬や猫は飼い主を選べない。どのような家庭で、どのように育てられるかは運次第。悲しいけれど不幸なペットも沢山いる訳で、僕らも危うくそんな運命になるところ、神保町の優しい奥さんとその娘さんに救われた。
プクとタイ(太)なんて、変わった名前をつけたのは、動物大好きのうちの娘さん。かわいそうな境遇の犬や猫を黙って見過ごしにできない、ホントに心優しい人なんです。でも、お嫁に行っちゃって、たまにしか会えないのは、ちょっと淋しいね。
14歳と18歳になった僕たち。老犬と呼ばれるのは嫌だったけど、実際暗くなると良く見えなくなってきて、最近ちょっと歳を感じるね。でも、大好きな奥さんと神保町のまちを歩く朝夕の散歩は最高に幸せなひと時です。
まちで僕たちの姿を見たら、声をかけてね。きっと話好きな明るい奥さんが、僕たちの話をしてくれるよ。
(僕たちの写真、右の太った方がタイ(=太)。ちょっとピンボケでごめんなさい!)
by 乙