西神田コスモス館十周年記念 童謡コンサート
西神田町会の須崎です。
厳密には町会行事じゃないのかもしれませんが、
西神田町内で一番大きな住宅、西神田コスモス館内のイベントなので載せてもいいかなと思います。
西神田の町会長も出席したし。
昨日は、西神田コスモス館の十周年を記念して、小ホールでのコンサートがありました。
出演は、童謡歌手の雨宮知子さんです。
「童謡歌手」という肩書きを初めて知ったときは
「え?そんな人がいるんだ?」と意外だったのですが
ある時その歌声を聴いて、それがとても心に沁みたのでした。
「童謡や唱歌を中心に唄うから童謡歌手」
ってそのままですけども
童謡や唱歌は基本的に美しいメロディだし、
それ以外の曲を唄うときも
美しくシンプルなメロディの曲を彼女は選曲します。
そして、余分な装飾を省いて、まっすぐに唄います。
それがとても心に響くんですよねー。
初めて聴いたときから西神田でも唄って欲しい!と思っていたのですが、なかなか都合があわず
今日やっと唄ってもらうことができました。
今回のコンサートは基本的にコスモス館に住んでいる人対象なのでぴあには載ってません。あたりまえですね。
といっても入場無料なので誰でも聴けたんですけどね。僕もコスモス館の住人ではないし。
2部にわけて、第1部は子供むけのステージ。
さすが盛り上げるのがうまいです。
みんなにフリをつけて「大きな栗の木の下で♪」
「秋の果物と言えば、他には何があるかなー?」
子供たちに聞きます。
「柿!」「さつまいも!」「しいたけ!」「なし!」
「じゃあそれ全部歌にいれちゃおう!」
「おーきな栗と柿とさつまいもとしいたけとなしのー木の下でー♪」
大人がフリをやるのは若干恥ずかしいのですが、
一緒にやるとみんな笑顔になるんですよねー。
第2部はアダルト向け(?)のステージ。
大正時代の流行歌メドレーをやってくれました。
「ゴンドラの唄」なんて出だしの歌詞だけ知ってましたが
こんなメロディーだったんだー。
ムード歌謡っていうんですかねー。
こういう雰囲気好きだなー。
コスモス館最高齢の91歳のおばあちゃんには
ぴったりの年代の選曲で嬉しそうに一緒に唄ってましたよー。
他にも、童謡の定番「あかとんぼ」や「この道」など
たっぷり聴かせていただきました。
3歳の子供から、91歳のおばあちゃんまで、ここまで幅広い
年齢層に聴かせられる歌手はなかなかいませんよー。
最後は、第1部でも唄った「折鶴」をリクエスト、
手話を交えて唄うんですが、これが気に入っちゃいました。
特に「ナガサキ」のところとか。
そしてラストは定番中の定番「故郷」でした。
うーん、心が洗われるっていうのはこういう事をいうんだなきっと。
とても美しい時間を過ごしました。