みなさま、こんにちは。
明治大学政治経済学部 大森教授ゼミの養蜂プロジェクトのご紹介です。
(下記の説明は、明治大学博物館に特別展示されている展示パネルより転載)
大森ゼミでは、2020年7月より千代田区神田猿楽町にある明治大学所有の校舎の屋上で、地域の方々とともに養蜂を行っています。
屋上では、主に内検(巣やミツバチの状態の確認)や、はちみつの採取などを行います。
採取したはちみつは「MEIDAI ECO HONEY」として、地域の飲食店やオンラインショップで発売しています!
大森ゼミの皆さんが養蜂を行う意義①
~地域の生態系の理解と自然と共生した豊かさの創出~
ミツバチは巣箱の半径2~4km県内を飛び、季節の花々から蜜を集めてはちみつを作ります。
これにより、わたしたちに地域の蜜源植物の分布と開花時期の変移を教えてくれます。
千代田区神田猿楽町の周辺には皇居や小石川後楽園などの植生豊かな公園がたくさんあり、養蜂との相性抜群です。
また、ミツバチは花蜜を集めると同時にその植物に受粉サービスを提供するため、養蜂は樹木の結実を促し、緑ある地域づくりにも繋がります!
大森ゼミの皆さんが養蜂を行う意義②
~屋上での活動・はちみつ販売を通した地域の新たなネットワークの形成~
大学近くの千代田区立障害者福祉センターえみふるの職員や神田猿楽町の住民の皆様をはじめとする地域の方々と協同して活動しています。
また、採取したはちみつを地元神田の飲食店などで販売することにより、千代田区での地産地消を実現し、新たな交流も生まれています。
このように、養蜂を通じて大都会・東京都千代田区に世代や所属を越えた地域の新たなネットワークが形成されています!
※2022年3月17日(木)に実施された、養蜂プロジェクト2022 開始式(冬季に温暖な地域に移設されていたミツバチ巣箱の開梱)の模様を画像でご紹介します。
HP委 青野