第5回 能ワークショップ 報告
6月4日 サクラカフェにて賑やかに行われました。
tsuchiya shuko さんのパフォーマンスが始まります。 まずはビデオで能の舞台をイメージします。
若い女性の面「おもて」です。表面は素手で触ってはいけなくて、脇のあたりを大切に扱います。実際につけると前しか見えなくて、舞台から落ちないようにする為に鼻の穴から下を見たり、すり足で歩くそうです。
唄の台本について説明しています。
水色の大きい物を「扇 おおぎ」金色の小さい物を「扇子 せんす」と言い、舞う時・唄を歌う時には道具として使います。また、台本がありますが音の出し方があるだけで、舞い方は直接家元のところに行かないと教えてもらえない、門外不出の「台本」があります。このことが家元制度と言われるものだそうです。新しい話が作られることは無く、過去から伝わる話だけの世界なのだそうです。
本日使った「面」です。お歯黒もしてあります。
今回はまじめな講義形式でしたがパフォーマンスも用意されることがあり、毎回大好評です。
次回も楽しみにしたいと思います。
ねえさん