粋な落語は江戸の華!「西神田寄席」
みなさんこんにちは。
西神田町会の須崎です。
今日も暑いですね!
今年も猛暑になるんでしょうか?
まだ家ではエアコン付けずに耐えていますが、
暑さに耐えすぎて熱中症になっちゃったら意味ないですよねー。
見極めが難しいところです(´ω`)
さてさて、
そんな暑い季節を迎えるまさに直前!
去る6月18日(土)に神保町区民館にて
西神田町会主催の落語会「西神田寄席」が催されました〜。
神保町地区地域コミュニティ活性化事業の一環として企画しましたので、チケットが3月26日の「ふれあいラリー抽選会」の景品にもなっておりました。
当たった人はラッキーでしたね!
また、神保町地区のいたる所に上のチラシを貼らせて(置いて)頂きましたので、チラシを目にした方も多かったのではないでしょうか?宣伝にご協力頂いた皆様、ありがとうございました!
おかげさまでチケットも完売!
当日は満員御礼!でございました。
昼から降り続いていた雨が小降りになったころ
お客様が続々とご来場されました。
開場時間の18時には、一番太鼓が鳴っていましたがご来場のみなさんは気が付かれましたか?
一番太鼓とは、寄席で開場の時に叩く太鼓の事です。「ドンドンドンと来い」と聞こえるように叩きます。
(この日はCDから流してましたけど〜)
そして開演直前には、二番太鼓が流れました。これから始まるという合図の太鼓ですね。「お多福来い来い」と聞こえるように叩くんだそうです。みなさん聞こえましたか?
さあ〜いよいよ西神田寄席の始まりですよ〜。
まずは前座の立川こはるさん!
少年のような風貌をしていますでしょ。
高校生?いえいえ。大学生?いえいえ。
冒頭で本人がカミングアウト(?)していましたが、
28歳の女性です!
「え〜!!!」
「ざわ…ざわ…」
会場にどよめきが…
もうそこから一気に「こはるワールド」に引込まれちゃいましたね。
演目は「真田小僧」
簡単に言うと、男の子が親にお金をせびるお話です。
面白かったですね〜。
まさか昼ドラ風にアレンジされるとは!
会場がたっぷり暖まった所で、真打ち登場!
本日の主役、立川談四楼師匠!
落語の演目に入る前の雑談のような話を「マクラ」と言いますが、
この日ものっけからエンジン全開!
飛ばしまくっておりました。ドッカンドッカンうけてます。
結婚式の司会した時のエピソードが僕は一番ウケましたね〜
そこのキンカクシ!…おっと失礼。
さんざん笑ったあとに入ったお題は「三年目」
この噺はもともと人情話で、夫婦の情愛にホロリとくる…そんなお話ですが、
マクラの勢いそのままに、爆笑話に変わっておりました。
中入り後は、再び立川談四楼師匠。
本日のトリでございます。
黒紋付にお召し替え。
落語マニアは、マクラを聞いて本日の噺は何かを当てるのも楽しみのひとつなんだそうで(僕は詳しくないのでほとんどわかりません)、今回は古美術鑑定のお話でした。石坂浩二の仕事っぷりを褒めると客席がまたもや大ウケです。で、このマクラの時はだいたいどんな噺か絞られてくるようで、トリの噺は「井戸の茶碗」でした。噺の筋はこんな感じ
正直者の意地の張り合いが聴いて気持ちがいい、清々しい噺です。
そんな噺が、またも