三崎神社 福餅つき 準備

もーいーくつねーるーとーおーしょーおがつー

もう何年もこの歌を唄ってないなあ、なんて思っているうちにもう大晦日ですね。実は毎月の終わりの日を晦日と言って、十二月の最後の日は一年の最後でもあるから特別に大晦日と呼ぶことに最近気がついた西神田町会の須崎です。

三崎神社では、毎年、大晦日から元旦にかけて福餅つきが行われます。
(余談ですが、元旦っていうのも一月一日をあらわす言葉ですけどなんかそういう呼び方って素敵だなあと思います。毎日、日付じゃない別の呼び名があったら面白いのに)
僕も、氏子青年会の端くれとして今年もお手伝いをするわけでございます。去年まではひたすら搗いていたわけですが、今回、西神田町会は蒸し担当なのだそうです。餅米を、何段にも重ねたセイロで蒸すのでございます。僕なんて、見た目は無人島でも生きて行けそうな顔をしていますが米を蒸すなんてやったことない現代っ子なのです。炊飯器で炊くのはたまにやりますけど。
だから今回も楽しみなわけでございます。何でも初体験ってワクワクしますよねー。

言うまでもない事ですが、餅米を蒸す前には、研がなければいけませんですね。
「前日に米を研ぐぞー」と青年部長に言われて僕も思い出しました。
でも、去年の記憶では結構な量があったと思うので、
「もしかして全部手で研ぐの?」と若干ひるんだのですが
昨日集合場所に行ってみるとこんなものが
kometogi1.jpg
米研ぎの機械だそうです。
おお!という事は、冷たい思いして手で研がなくていいんですね?よかったー。

さて、このマシンでどうやって研ぐかというと、
まず餅米を入れます。
kometogi2.jpg

この寸胴の中には、つねに水が循環するようになっていて、
水の力で米を撹拌して研ぐのだそうです。へー。

撹拌すること約3分。
3分たったら寸胴の中のレバーを倒すとお米が出てきます。
kometogi3.jpg

あら簡単!素敵じゃなあい奥様。お宅にも1台どーお?

ま、そうはいっても餅米は全部で90kgあったので全部研ぐのに1時間弱かかりましたけど…
手でやってたらいったいどれくらいかかっちゃうんでしょう。人間の知恵は素晴らしいですね!

この米研ぎ作業は毎年、一神町会の北井商店さんで行っているということです。
いつもありがとうございます。

さあ、そして本日大晦日、三崎神社前で福餅つきですよー!
餅米を蒸し始めるのが20時すぎですので
22時ごろには搗き始めているころでしょう。
年を越してもしばらくは搗いてますので、
地元のみなさんはもちろん、近隣の皆様も、初詣は三崎神社へ是非どうぞ。
初詣を済ませた方には搗き立てのお餅がありますよー。
餅つきをしてみたい!という方も大歓迎です。
半纏を着ている人に気軽に声をかけてくださいね!